代表格といえば江戸切子

東京で購入できる伝統工芸品の筆頭と言えば、誰もが江戸切子を思い浮かべるのではないでしょうか。グラスの表面にカットを入れて、繊細で優美な模様を描き出しています。何十にも重なって細工されたそれらのグラスには、精緻な技巧が駆使されているのが素人でも判ります。今で言うカットグラスですが、切子と言われると、ぐっと風情も増しますね。組合のショールームや観光情報センターなどで購入が可能となっているので、東京に立ち寄った際には、覗いて見るだけでも美しさを堪能できます。

最近耳にするつまみ細工の工芸品

手芸の世界では昨今「つまみ細工」と呼ばれる物が少しずつ人気になっています。ちりめんや絹などをピンセットでツマミ、ボンドで貼り付けていく、とても美しい工芸品で、見た目の華やかさの割りには作業が比較的簡単だと言うのが、人気の理由のようです。そのつまみ細工を利用した簪が、東京土産でも人気の1つです。現代風にヘアピンやヘアゴムにアレンジされてはいますが、煌びやかな華が沢山咲き、着物にも洋服にも合う上品さは年齢も問いません。江戸時代にもお土産として重宝されていたようです。

まだある東京の伝統工芸品!

大都会東京のお土産と言うと、ついつい先進的な物や、食べ物などを購入しがちですが、探せば多くの工芸品があります。インドから、南蛮美術が最盛期と言われる室町頃に日本へ伝わり、今に続く江戸更紗。他の染物と違い、細かな文様とその色彩は、さながらインドの曼荼羅に共通する美があります。また、東京は、長崎、大阪と共に実はべっ甲の産地の1つです。女性向けのヘアアクセサリーは勿論、男性用のネクタイピン、櫛や眼鏡のフレームなど、様々に活用されています。沢山ある東京の、いえ、江戸の息吹をお土産から得るのも良いですね。

東京の土産といえば、バナナの形のお菓子や人形の形の焼き菓子が定番でしょう。しかし、東京で限定発売!のものも最近ずいぶん増えました。